無言

こたつでうとうとしていたら、
死んだはずのおじいちゃんとおばあちゃんが
私の肩とか腰とか腕とかをマッサージしてくれました。

もちろん夢の中で、ですよ。

私がお返しにしてあげようと手を出したところで
目が覚めました。

こんな形で無言のがんばれを聞くとは思いませんでした。

お母さんは「心配してくれてるんだよー。」
とか言ってました。

あの世の人にまで心配かけるなんて、なんて奴だ！
私は。
天下一の家族不幸ものだ。

だけど、こんなやつでも心配してくれる家族が私は大好きだよ。

大好きな人のためにはがんばりたい。
でも今は本当にしんどい。

もうちょっと休んだら元気になるかな？
いや、元気になるから、
もうちょっとだけ心配かけます。
ごめんなさい。